無等日誌 落伍ログ編



※「無等日誌」に一時アップした後消去した日記のログです。


■2003/10/12 (日) 学軍団(期間限定)

学軍団、というのが韓国の主な大学にはある。
なにしろ学内を歩いているとしょっちゅう見かけるのでその存在は知っていたものの、具体的には韓国の軍隊制度の中でどういう位置付けなのか、よく知らなかった。
が、ある文章を作ろうとしたことをきっかけに調べてみると、いろいろなことが分かったのだが。



以下、「ある文章」↓。大体説明にもなっている・・・?










「忠(チュン)!」
「誠(ソン)!」
さわやかな朝の敬礼が、広いキャンパスにこだまする。
兵舎前の広場を発つ若き候補生たちが、今日も天使のような精悍な表情で、2列をなして白亜の図書館の前を通り過ぎていく。
汚れを知らない心身を包むのは、肩章のついた白いシャツと紺色のズボン、それに紺色のベレー帽の制服。歩行時の足並みは乱さないように、前後左右の間隔は崩さないように、きびきびと歩くのが彼らのたしなみ。
もちろん、うっかり最後尾から遅れ、あわてて足を速めるなどといった、はしたない候補生など存在していようはずもない。

第1××学生軍事教育団(学軍団)。略称・ROTC(Reserve Officer's Training Corps)。
1961年創設のこの制度は、もとはアメリカ陸軍の制度を参考に導入されたという、伝統ある大学内将校養成課程である。
光州広域市下。ここがまだ農村だった頃の面影を少しだけ残している緑の多いこの地区で、太極旗に見守られ、大学に通学しながら士官候補生としての軍事教育が受けられる韓国男児の世界。
時代が移り変わり、民間出身の大統領も三人目を数える冷戦後の今日でさえ、選抜試験をくぐりぬけ2年間任務を果たし続ければ少尉としての純粋培養士官候補生が箱入りで軍隊へと出荷される、という仕組みがいまだに続いている、韓国の大学ならありふれた課程である。




・・・・すみません。考え付いたら止まりませんでした。
要は、ひところ流行った「吉野家のテンプレート」と同じです。
元ネタの小説は読んだことがないのですが、なんだか今ネット界に流布しつつあるテンプレートのようで・・・

(追記)参考:元ネタ→これ




韓国のROTCについての説明は、あまりいいものが見つからないのですが・・・
http://internet.watch.impress.co.jp/www/column/across/1019.htm



参考:元祖アメリカのROTC制度
http://plaza.rakuten.co.jp/armyrotc/002001






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