東木浦駅周辺




東木浦駅から任城里方面に歩いていくとやがて踏み切りにぶつかります。その道路を越えて歩くこと数分、木浦大学校の松林キャンパスが線路の北側に所在しています。


木浦大学校正門前の踏切。



踏切から東木浦方面を眺める。
線路の右側にハエタタキの列が連なっています。


木製コンクリート製
任城里−木浦間の通信柱には、柱が木製のもの(写真左)とコンクリート製の物(同右)の2種類があります。
木製の方はまだ使える柱が飛び飛びに残っているといった感じで、多くはコンクリート製になっていました。
ただし、柱はコンクリート製でも横木は木で出来ているものが多く、後に車窓から見た限りではL字鋼等の金属が使用されているのは一部に過ぎないようでした。






木浦大のキャンパスからさらに任城里方向へ歩いていくと、やがて国道1号線とぶつかります。片側三車線の道路と湖南線の線路が斜めに交差する形になっているため、非常に幅の広い踏み切りになっています。




下りの無窮花号列車がやってきました。
クリックすると、拡大して表示します。






1時間後、下り坂になっている南側から撮影した同じ踏切。青空の下、飛び出るようにして汽車が通過していきました。







<12月26日追記>
今回・2003年11月30日に撮影した区間を含む任城里−木浦間の単線区間は、このページを最初にアップした12月8日の24時(9日午前0時)をもって電化複線の新線に切替えられました。
これにより、湖南線の南端に最後まで残っていた同単線区間は使用を終了し、同区間で運用されてきた通票閉塞も姿を消しました。地元住民の地味な足としての役目を果たしてきた東木浦駅も、その歴史に幕を下ろしました。
ここを列車が走る事はもうありません。


廃止後の12月26日に、11月に訪れた区間を再訪しました。
そのときの写真は、別のページにて掲載しております。ご参照ください。



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