旧麗川駅・2012年2011年、翌年の麗水万博の開催を前に複線電化された全羅線、その際に経路が切り換えられて廃止になった区間・駅がありました。その中の一つ、旧麗川駅を万博の開催に合わせて訪ねました。 麗水市内、合併前の旧麗川市街に近接した地域に旧麗川駅はありました。駅東方の陸橋。 かつて駅のホームのあった辺りはならされ、砂利の敷かれた駐車場となっていました。麗水駅(現・麗水エキスポ駅)方から眺めて。 振り返って麗水方面を眺めて。 陸橋の先も駐車場になっていました。渡るときに猫がいたのですが逃げられました。岩合力不足 下の道路を見下ろして。 引き返して駅構内跡を縦断し、陸橋とは反対の順天方面に進んだところ。単線の幅の道床跡が続いています。 駅跡に戻ります。駅の改札・事務所はこの建物から手前に下る屋根付きスロープの下にあります。 スロープを下ります。 ホーム側のドアのガラスはほぼ完全に割られていました。 出口のドアは閉められていました。切符販売窓口は破損されています。 いったん外を通って駅舎の正面側に。窓が開いているので出入り自由です。まあホーム側からは常に入れるのですが。 ホーム上の建物や、駅舎の化粧室などの板が打ち付けられている箇所と無い箇所があるのですが、一部が剥がされて侵入・破損されたのかもしれません。 入り口わきの、移転を予告する掲示。 新しい麗川駅は、ずっと北方の平地の中に建てられています。現在の路線にかつての非電化単線の全羅線の面影を探すことはなかなか難しそうです。 (2017.5.13掲載) |