6.旧馬項駅付近−かつての潭陽駅跡地 ―その1・馬項−旧鉄道橋―

第5区間の続きです。便宜上3つに分けました。
※追加撮影の結果4つに伸びました。長くてスミマセン。(12.31)



馬項集落前

前回のラスト、馬項(マハン)バス停の前。

馬項バス停停留場表示
バス停の待合所。側面に形象取られた「竹」の文字は、竹がここ潭陽郡の観光名物であり、シンボルでもあることから来ています。

堂山ナム?
村の玄関口の大きな木。樹齢200年、とありました(木の種類は失念)。


分かれ道
しばらく行くと道路が二手に分かれます。左側の道路はこの先すぐに築堤の坂を登って川を渡りますが、右手に分かれる細い道路は大きなカーブを描いて川へ近づいていきます。
当然、右が廃線跡。

廃線らしい道へ
道幅が急に狭くなりました。といってもさすがは標準軌と言うべきか、それほど狭くはありません。



やがて、川の堤防にむかって道はゆっくりと上り坂になっていきます。その途中にあったコンクリート製の橋。

カーブする路盤

美しいカーブを描いて軌道跡の道路は傾斜を上っていきます。水路が同じカーブを描いて寄り添っています。


さらに進んだ所にある、橋その2。その1よりも高くなっています。
これらの橋、もしかしたら橋桁の部分は元は鉄橋だったのが供用の際に除去され、後からコンクリートで橋桁を造ったということも考えられなくはありません。ただ、その場合でも両側の橋台は当時のものだと思います。


ようやく橋

ここで、ようやく川を渡ります。出発地点の橋よりは小さいものの、丈夫そうな橋脚が並んでいます。



>次へ


廃線写真インデックスへ

ホームへ