旧一老駅跡

旧一老[イルロ]駅は一老邑(ウプ、日本でいう「むら」よりも町に近い行政区域名)の中心地の南側にありました。一方新しい一老駅はそこから北西に1kmほど?離れた、丘陵と水田の境目の場所を切り開いた所にあります。



今回、一老駅とミョンサン(まだ漢字が分かりません)駅の跡を訪ねてみて、旧羅州駅のようなケースはむしろ稀であるとようやく気付きました。路線自体が打ち捨てられたわけではなく、新しいものに切り替わっただけなので、旧いものを処分するのは当然ともいえます。今後、建物が残存してなくてなんらかの保存処置もとられていない旧駅は「駅跡」と表記しようと思います。


旧一老駅の上に架かっていた跨線橋。レールの廃材で作られたものです。今はもう渡る人もありません。

レール製の跨線橋 クリックで全体を表示




下り方面
跨線橋の上から、任城里方面を見下ろす。

上り方面
同じく、ミョンサン方面。


任城里方面ミョンサン方面
同じ方向を、それぞれホームの上から眺める。



駅前看板に「駅前スーパー」と書かれています
駅舎のあったと思われる場所から、かつての駅前広場を眺める。駅前にはその名も「駅前スーパー」という店が営業をしていた。



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