旧明山[ミョンサン]駅−夢灘[モンタン]駅

(その2)




第二窟です。・・・坑内で曲がっているのでしょうか、中は真っ暗で向こう側が見えません。
・・・すみません、中に入るのはパスさせていただきました(笑)。出口側がふさがれていたらいやだし。どなたか代わりに入ってきてください(笑)


臆病にもトンネルを避け、その先の築堤の下まで歩いていったところ、築堤の下にレンガ造りのアーチを見つけました。あざやかな赤色に驚きました。


再び旧線上に上がってみます。遠くに、最後の第一窟が見えました。中央の丸い点が、それです。


第一窟を近くから撮影。右手に見えるのは畑のビニールです。


トンネルを過ぎると、旧線は一路夢灘駅を目指します。


そして、終点。突き当たりが、新線と旧線の合流地点。見にくいですが、架線の柱が立てられた新線が左右に走っています。


新線の跨線橋から眺めた、同じ合流(分岐)地点。こちらから見ると、旧線が旧明山駅に向かって大きく左にカーブし、川沿いのトンネルへと続いていたのに対し、新線はそのまま直進しています。この先、長いトンネルを三つ繋げて山中を貫き、(新)務安駅に達しています。
撮影地点の跨線橋の、すぐ反対側がもう夢灘駅です。




夢灘[モンタン]駅(務安郡夢灘面)

夢灘と書いてモンタン。でも入力の際には「ゆめなだ」
跨線橋の上から駅を撮影しようとしていたらちょうど下りのムグンファ号が通過するのに遭遇。
慌てて撮った割にはブレずに撮れたので幸い(そういう水準です)。


モンタンといっしょ<殴
現在の夢灘[モンタン]駅。駅舎は新しくなったが、駅前の様子は、昔ながらの雰囲気そのままだった。

右の方に、客待ち――と言っても次の下り列車は40分後なのですが――をしているタクシーが3台止まっています。そのうちの一番後ろの運転手は、トランクにカラオケの設備を載せて、僕が駅前にいた間中一人リサイタルを開いていました。周りの運転手や店にいる人など、誰一人関心を払わず。それでもおじさんは一人悦に入っていました。

曲目:ド演歌、つうか「ポンチャック」ノリノリのアジョッシ。


時刻は1時過ぎ。さすがに疲れたので、ここ夢灘駅前からバスに乗って(バス停の標識はありませんでしたが、信じていれば来ます(笑))務安邑の市街地に向かい(途中で新しい務安駅の前を通り過ぎました――務安駅から務安邑の中心街までは相当に離れています)、そこで昼食をとっても良かったのですが、延べ約4時間半歩き続けてとにかく疲れていたので缶コーヒーだけ買って、光州行きのバスに乗り込みました。



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